我が家には、ペットが2種類います

夏祭りですくった金魚4匹と、近所の公園で見つけたカタツムリ1匹

室内に置いているので、外よりはだいぶ暖かいはずですが、真冬はどちらもエサはほとんどスルー

…シーン


それが先週あたりから、金魚が急にエサをくれくれと目を合わせてくるようになり

枯葉にくっついて全く動かなかったカタツムリが、今日とうとう顔を出しました


春を、感じているんですね〜!


自然の生き物も、目を覚ましたかな?


西洋版、鳥獣戯画?


仲良しカエル4匹が、夏じゅう遊びまくって、冬に冬眠するというストーリー

このカエルたち、とにかくいたずら好きで楽しそう!

カタツムリの探しっこや、トンボの卵の食べ放題
自分たちを狙うサギやカメをだまし、うまく逃げては笑いあう

生を謳歌してる〜!って感じ

水辺の食物連鎖がベースに描かれているので、それに気づくと、さらに輝いて見えるカエルの命

明日を憂うことなく、いまこの瞬間をただ精一杯生きる

そんな自然の生き物のたくましさが伝わってきます


ちなみに

表紙をめくると、無数のおたまじゃくしが…ヒィ!

しかも、ぜんぶ笑ってるし…

そのキモカワユサに、子どもと頭をくっつけて、じーっと見入ってしまいます




ゆかいなかえる
世界傑作絵本シリーズ
ジュリエット・キープス/ぶん・え いしいももこ/やく
福音館書店
1,080円







ピョンチャンオリンピック、連日盛り上がってますね〜!

ここ長野でも20年前にオリンピックが行なわれたのですが、その頃の私ったら、全くと言っていいくらい、オリンピックに興味がなかった

母が毎日のようにセントラルスクウェア(オリンピックの表彰式会場)に通いつめ、「船木ぃ〜!」なんて涙ながらに言っているのを、ふーん…という気持ちで見てたわ

なのに今となっては、もう泣ける泣ける…

何でしょう、やっぱ歳のせい?

あー、今長野でやっていたら
セントラルスクウェア、絶対通ったなぁ
(主に羽生くん見たさ)


さて絵本にも、大人になって良さがわかるものがありました



「静寂」が聴こえる


おじいさんと子供が、湖のほとりで静かに夜を過ごす、ただそれだけの物語です

夜のしじまにじっと静まりかえる湖

やがてあけてくる朝

光は、闇を切り開くかのように、徐々に湖を明るさで満たしていき、2人はボートを漕ぎ出していきます


おわり!


って、ほんとただそれだけなんですが

夜の底にただようような、かすかな水面の音や、湖をいっぱいに照らす朝の光が、まるで3Dのように、絵本から立ち上ってくるようで

読んでいるうちに、物語の世界にトリップしたような感じを味わえるのが、読書の醍醐味ですが、この絵本もまさにそう


も〜これは、大人のための絵本ですな

絵本箱に入れておいても、我が家の子供たちは見向きもしない、私だけが開く特別な絵本の一つです





よあけ
世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本
ユリー・シュルヴィッツ/作・画 瀬田貞二/訳
福音館書店
1,296円












それは、母にとっては怒涛の3連休が開けた日

やれやれと思っていたところ、お昼過ぎに学校からメールが

「明日から◯年◯組(長女のクラス)は学級閉鎖になります」




え〜〜!

せんべいさんのように、目が飛び出したわ
(Dr.スランプ?)

というわけで、ありがたいことに元気な長女と、更なる5連休とあいなりました


そこで思い出したのは、子供のお世話にてんやわんやする、ぶたのお母さん


無邪気を形にしたようなこぶたくん


主人公のこぶたくん(推定年齢5歳)には、アマンダという妹がいます(同じく2歳)

雪の降る日、こぶたくんが雪遊びしたいと言うので、お母さんはこの兄妹に出かけるしたくをさせます

コートに、帽子、手袋、長ぐつ…5歳と2歳のフル装備は大変です
脱線するこぶたくんにツッコミを入れながら、やっとこさ2人とも準備ができました

じゃあちょっとこのまま待っててね!とお母さんがコートを着て急いで戻ってみると



なんと、2人とも、全部脱いでいたという…!
(理由は、あついから)

そこで、お母さんは泣いてしまいます

なにも言わずに静かに泣くお母さん
心配するこぶたくん

でも、少し泣くと、気持ちが晴れて、また子供たちに笑顔を向けるのです
(「ポテトちゃん」より)


子育ては、上手くいかない時もある
時には泣いてもいいんだって思うと、少し気持ちが軽くなったなぁ

お母さんだって、人間だもんね


この本には、このお話の他に、こぶたくんの家族をめぐる短編が4つつまっています

どのお話も、子育て家庭にはほんっとあるある〜なので、ぜひ読んでみて下さいね


こぶたくん
こぶたくんのおはなしシリーズ 1
ジーン・バン・ルーワン/さく アーノルド・ローベル/え 三木卓/やく
童話館出版
1,404円








最近我が家で流行ってる、早口言葉の絵本



匂ってきそうな、飯野和好さんの絵


おでんの具が温泉に行くお話なんだけど、文章はなんと全部早口言葉!

その早口言葉が、いちいち可笑しいんです
私がつい口に出してみたくなるのはコレ


ははのはんぺんはははんぺん
ちちのちくわぶちちちくわぶ

どうですこのリズム感
はははんぺん、て


あとこれ

絵は、はんぺんの足を、(もち)きんちゃくがもんでいるところ

きんちゃくこしもむ ももももむ
もちきんちゃくも ももももむ

もももももむ、のところが、なんか口が気持ちいい〜
何度も言いたくなる!


最後は色んなお客さん(おでんの具)が、大きなお風呂(お鍋)で温まって、あー気持ち良さそう



寝る前のひととき、子供と一緒に声に出して読むと、楽しくなってしまって
つい寝る時間が遅くなってしまいます



はやくちことばでおでんもおんせん
川北亮司/文 飯野和好/絵
くもん出版
1,296円








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プロフィール
ムーミンママ
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絵本と手作りが好きな元書店員。小学生娘2人。千曲市のカフェ「よろずや」さんで手作り品を売ってます。(工房コチュカ)