こぶたくん
それは、母にとっては怒涛の3連休が開けた日
やれやれと思っていたところ、お昼過ぎに学校からメールが
「明日から◯年◯組(長女のクラス)は学級閉鎖になります」
え〜〜!
せんべいさんのように、目が飛び出したわ
(Dr.スランプ?)
というわけで、ありがたいことに元気な長女と、更なる5連休とあいなりました
そこで思い出したのは、子供のお世話にてんやわんやする、ぶたのお母さん
無邪気を形にしたようなこぶたくん
主人公のこぶたくん(推定年齢5歳)には、アマンダという妹がいます(同じく2歳)
雪の降る日、こぶたくんが雪遊びしたいと言うので、お母さんはこの兄妹に出かけるしたくをさせます
コートに、帽子、手袋、長ぐつ…5歳と2歳のフル装備は大変です
脱線するこぶたくんにツッコミを入れながら、やっとこさ2人とも準備ができました
じゃあちょっとこのまま待っててね!とお母さんがコートを着て急いで戻ってみると
なんと、2人とも、全部脱いでいたという…!
(理由は、あついから)
そこで、お母さんは泣いてしまいます
なにも言わずに静かに泣くお母さん
心配するこぶたくん
でも、少し泣くと、気持ちが晴れて、また子供たちに笑顔を向けるのです
(「ポテトちゃん」より)
子育ては、上手くいかない時もある
時には泣いてもいいんだって思うと、少し気持ちが軽くなったなぁ
お母さんだって、人間だもんね
この本には、このお話の他に、こぶたくんの家族をめぐる短編が4つつまっています
どのお話も、子育て家庭にはほんっとあるある〜なので、ぜひ読んでみて下さいね
こぶたくん
こぶたくんのおはなしシリーズ 1
ジーン・バン・ルーワン/さく アーノルド・ローベル/え 三木卓/やく
童話館出版
1,404円
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